BOSS とろけるココア
”とろけるココア”。この何気ないネーミングの裏に隠された破壊力は只者ではないだろう。
今日寒さに震えるぼくはこの”とろける”というに魅了されて、ついつい130円を自販機に入れ、ボタンを押してしまった。
「ガコンッ」この音が今日もぼくを安心させてくれる。
持った刹那、漆黒の闇を切り開いてくれるかのごとく、ぼくの体を芯から温めてくれた。
寒い時に飲む自販機のココアはなぜこんなにも美味しいのだろうか。
適材適所という言葉があるが、ココアはこの言葉をとてもよく表していると思う。
夏に飲む冷たいココアも美味しいが、震える寒さの中飲む暖かいココアは、威力が何倍にっもなっている気がする。
こういうココアに私はなりたい。